- エレメント、1本のワット[W]数
(ダクト有効長:EL[mm]) – 80[mm]) × 1.25[W] = [W]
※1本の最大容量 = 2500[W}を限度とする - 風速を2.5[m/s]を規準とする。
- ヒーター 1[kW] の熱量 = 860[kcal/h]
ビル空気調和用、熱風乾燥機用などの通風ダクトの中間に熱交換器を設置して、別置の送風機により温風を供給するのに利用されるヒーターです。
電気ヒーター式、温水ヒーター式、蒸気ヒーター式などがあり、使用目的に応じて耐高圧型や防湿、防水構造型などを設計製作いたします。
ダクト接続型電気ヒーターの設計
設計の標準仕様
電力計算式
W = 電力
V = 電圧
I = 電流
R = 抵抗
3相
W = √3×V×I
単相
V = V×I
抵抗
R =V×V÷W
出口温度の計算
出口温度[℃] = (熱容量[kcal/h] ÷ (風量[m³]/h × 0.29) ) + 空気入口温度[℃]
容量計算
[kW/h] = (比熱×重量×温度) ÷ 860[kcal/h]
[kW/h] = (0.29×風量[m³]/h ×温度) ÷ 860[kcal/h]
容量計算
- 風量計算(必要風量[m³/h]を算出)
- カロリー計算(必要[kcal/h]を算出)
- 吹き出し温度の算出
- 風速[2.5m/s]でダクトサイズの算出
- (EL)を基にエレメントの容量(W/本)を算出
- エレメントの本数を算出
- エレメント本数によって厚み(C)を決定
エレメント本数表(日本電化工機標準)により厚み(C)を決定
ダクト接続型電気ヒーター
仕様及び用途に応じた機種をお選び下さい。
現在までの電化工機製作、最大電気容量のヒーターは7,000kWです。
一般空調用の場合、ヒーターユニット外装は防熱はしてありませんので通風ダクト接続後防熱施行をお願い致します。
又過昇防止装置点検及びメンテ可能な施行をお願いします。
400v~3φ~7,000kW